LPOの費用と見積もり比較|継続改善で頼む範囲を整理する

この記事で分かること

継続的なLPOには、月額10万円〜の公開料金例から、実装を含め月額60〜80万円を中心とする支援まであります。ただし、同じ業務範囲の価格差ではありません。月額に含まれる仕事と別途の実装費を確認し、契約期間を揃えた総額で比較しましょう。

  • 分析・提案だけか、デザイン・実装・効果検証まで任せるかで、必要な見積もりが変わります。
  • 予算は初期費用、月額支援費、実装費、ツール費、社内工数に分けて整理します。
  • 料金例、総額の計算例、各社へ渡せる依頼メモを使い、自社に必要な範囲を決められます。
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LPOの費用目安は、月額の業務範囲と契約期間で読む

LPO(ランディングページ最適化)の継続支援では、改善箇所を調べる仕事と、実際にページを直す仕事が別契約になっていることがあります。「月額○万円」だけを比較する前に、どこまで担当する料金かを確かめてください。

次は、2026年11月8日に各社の公式ページで確認した公開料金例です。市場平均やおすすめ順を示すものではなく、業務範囲の違いを読むための例です。

公開サービス・プラン掲載料金主な業務範囲契約・実装で確認する点
Leveler ランディングページ改善支援月額10万円〜、税別課題抽出、施策企画、制作・実装ディレクション、効果確認、次の改善案の整理ディレクションとテキスト変更などの軽微な修正は月額内。その他の制作・実装は都度見積もり。契約期間は個別に確認
グロア アドバイザー支援月額15万円〜、税別数字の確認、課題と次の施策への助言、月2回のオンライン打ち合わせ契約期間1か月〜。実行は依頼主が担当
LeanGo LPOコンサルティング月額60〜80万円での実施が中心。税区分は要確認分析、改善案の設計、デザイン制作、実装、A/Bテストの検証原則12か月。短期トライアルは相談可。勝ち案の本番反映は依頼主側の作業として確認

同じLPOでも、社内に実装担当がいる企業と、制作・検証まで外部へ任せたい企業では、必要な契約が違います。公開料金を参考に、対象ページと担当範囲を伝えた見積書で判断しましょう。料金・条件は変更されるため、発注時には最新の案内を確認してください。

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広告運用と、ランディングページの制作・改善をまとめて支援します。

分析・仮説・実装・検証の担当を揃える

継続改善を依頼するなら、提案された変更を誰が実装し、その結果を誰が検証するかまで決めます。分析レポートが毎月届いても、改修する人と時間が確保されていなければ、ページは変わりません。

見積もりでは、次の工程ごとに成果物、担当、料金への含まれ方を揃えると比較しやすくなります。

工程依頼する仕事・成果物の例見積もりで確認すること
現状分析流入元、ページ内行動、問い合わせまでの離脱の整理既存データの分析と、計測の新規設定・修復が分かれているか
仮説・改善設計原因の仮説、優先順位、構成・原稿案、改修指示提案だけか、実装担当へ渡せる指示まで含むか
制作・実装デザイン、コーディング、フォームやCMSの修正対象と作業量、修正対応、本番反映の担当、別見積もりの範囲
表示・動作確認PC・スマホの表示、リンク、フォーム等の確認実装した人と確認する人、不具合があったときの対応範囲
効果検証指標の比較、結果の解釈、次の施策の判断テスト設計・設定・判定まで含むか、差が出なかった場合も報告するか

「月に何案提案するか」と「月に何案実装できるか」は分けて確認します。さらに、実装した案すべてを同じ月に検証できるとは限りません。制作量と、データが揃うまでの期間を別々に見込む必要があります。

広告運用や営業データの連携も依頼したい場合は、LPOの月額に含まれるかを明記してもらいましょう。社内担当や既存の制作会社が受け持つ工程は、その担当者が対応できる時期まで確認すると、契約後の停滞を避けやすくなります。

継続改善の総予算を、初期・月額・実装・ツール・社内工数に分ける

予算は、比較する期間を決めてから合計します。外部へ支払う金額に加え、社内に残る仕事の工数も別欄で把握しておくと、安い見積もりを選んだ後の負担を見落としにくくなります。

外部支出の総額=初期費用+月額支援費×契約月数+期間内の実装費+ツールの初期・月額費用。

社内の予算管理では、この合計に、資料準備・承認・社内実装・確認等の人件費を加えます。月額に含まれる実装やツールを重ねて足さないことも必要です。広告費と広告運用手数料を含めて比較したい場合は、両方の見積もりへ同じ条件で追加してください。

月額が低くても、総額では高くなる仮定例

既存LP1ページを対象に、3か月で改善案2案の制作・実装と検証まで行う、架空の見積もりを比べます。以下は計算方法を示す仮定で、Levelerや他社の実際の見積もり、標準契約期間ではありません。すべて税別、単位は万円です。

費用項目A:実装を別途依頼B:同じ実装範囲を月額に含む
初期費用55
月額支援費×3か月15×3=4525×3=75
改善案2案の制作・実装費の合計36月額に含むため追加0
ツール費×3か月1×3=31×3=3
外部支出の合計8983

この仮定では、月額支援費が低いAのほうが外部支出は6万円多くなります。ただし、Bの対象外作業が増えれば結果は変わります。「実装込み」という名称では足りず、含まれる作業を同じにして比較することが前提です。広告費と社内人件費は、この表には含めていません。

契約前には、最低契約期間と途中終了時の支払条件も確認します。3か月分だけを比較していても、契約上の支払いがより長く続くなら、必要な予算はその条件で計算し直します。

無料ツールでも、分析と改修の工数は残る

Microsoft Clarityは、ヒートマップやセッション録画などを使える無料の行動分析サービスです。ただし、記録を読み、改善案を作り、ページへ反映する仕事まで無料になるわけではありません。Microsoft公式の機能・料金説明

有料ツールを提案されたら、利用料の負担者、既存ツールと重なる機能、契約終了後のデータや実装の扱いを確認します。ツール費が月額支援費に含まれる場合は、その条件を見積書へ残してもらいましょう。

費用対効果は、問い合わせの先の成約・利益でも確認する

採算を考える際は、追加のLPO費用を賄うために、どの程度の事業成果が必要かを先に置きます。問い合わせ数やCVR(コンバージョン率)が上がるだけで、費用を回収できるとは限りません。

たとえば、追加のLPO費用が月25万円、追加成約1件の売上から変動費を引いた利益が5万円なら、費用を賄う単純な目安は月5件の追加成約です。この数値も仮定であり、改善の予測や保証ではありません。社内工数や追加広告費が増えるなら、その金額も必要な費用に加えます。

BtoBなら、有効な問い合わせ、商談、成約を分けて見ます。ECなら、注文数だけでなく、値引き・返品・商品原価等を踏まえて残る利益を確認します。将来の継続購入を見込む場合も、実績のないLTVを置いて採算を良く見せないことが大切です。

改善前後で広告の流入先、配信量、キャンペーン、価格などが変われば、成約の変化をすべてLPOの効果とは扱えません。比較する期間と条件を記録し、判断できない点も報告してもらいましょう。

継続契約を急がず、先に不足を解消したいケース

継続LPOを頼む前に、限定した修正や計測の確認で足りることもあります。次の状態なら、先に必要な仕事を絞るほうが予算を決めやすくなります。

  • 修正する文言・画像・箇所が決まっている:まずその作業の単発見積もりを取る。継続的な分析・仮説検証が必要かは分けて考える。
  • 問い合わせが計測されていない、または実際の件数と合わない:費用対効果の評価に使えるよう、計測の確認・修復を先に行う。
  • 改善案を実装する担当がいない:社内で実装枠を確保するか、制作・実装も依頼する条件で見積もる。
  • 流入が少なく、予定期間でテスト結果を判断しにくい:聞き取りや操作確認で仮説を絞り、流入の確保も含めて進め方を相談する。

A/Bテストの必要なデータ量は、元のCVR、見分けたい改善幅、判定の厳しさなどによって変わります。すべてのLPに共通する「月○件あれば十分」「毎月必ず勝敗を出せる」という条件は置けません。テスト前に必要なデータ量と期間を見積もり、判定できなかった場合の次の作業まで確認します。Adobe公式のA/Bテスト期間・標本数の説明

各社へ同じ条件を渡す、見積もり依頼メモ

見積もりを取るときは、候補各社へ同じ資料を渡し、工程ごとの担当と費用を回答してもらいます。分からない数値は空欄のまま「未取得」とし、仮の数字で埋めないでください。

  • 対象:LPのURL、対象ページ数、商品・サービス、主要な流入元。
  • 目的:増やしたい成果、問い合わせ後の商談・成約の状況、現在困っていること。
  • 現状データ:対象期間、流入数、問い合わせ数、CVR、利用中の計測ツール。取得できない項目も明記。
  • 依頼範囲:現状分析、仮説・原稿案、デザイン、実装、表示・動作確認、効果検証のうち任せたい工程。
  • 社内の担当:情報提供・承認・実装・本番反映を誰が担えるか、確認や改修に使える時間。
  • 希望条件:予算上限、開始希望時期、比較したい期間。未定なら未定と記載。
  • 回答してほしい内訳:初期費用、月額と対象作業、実装・ツール等の別料金、最低契約期間、終了条件、成果物とデータの引き渡し。

提案を受けたら、「分析結果から何を変えるか」「その変更を誰がいつ実装するか」「何を見て次を決めるか」を一続きで確認します。レポートの量や提案数に加え、実際に変更して結果を確かめるところまで進められる契約かを見てください。

LevelerのLPO費用と、依頼できる範囲

LevelerのLPO単体は、月額10万円〜(税別)。対象範囲に応じてお見積もりします。月1〜2回程度の改善施策の実施を目安に、LPの課題抽出、施策の企画、制作・実装のディレクション、効果確認、次の改善案の整理まで継続して支援します。テキスト変更などの軽微な修正は月額料金内で対応し、その他の制作・実装は内容に応じて都度お見積もりします。実施時期や検証期間は、施策の規模、制作・確認の進行、効果確認に必要なデータ量を踏まえて調整します。Levelerの支援内容は2026年11月9日時点の案内です。

既存の制作会社や社内担当者が実装する進め方も相談できます。共有いただける商談・成約情報も踏まえて、改善の優先順位を検討します。広告運用も合わせて依頼したい場合は、料金一覧でセットの案内を確認できます。

まずはランディングページ改善支援の内容・費用をご覧ください。実装を社内に残すか、外部へ依頼するかが未定でも、現在のページとお困りの点を無料相談でお聞かせいただけます。無料相談はヒアリング中心で、詳細分析や具体的な改修提案は含みません。

広告とページの改善を合わせて考えたい方は、検索意図と成約情報から情報設計を見直した支援事例も参考にしてください。

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